駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009年も2月となり、漸く西日本地区でも興行が再開された。新人王戦が始まるまではどうしても興行数が減ってしまうのだが、1ヶ月以上のブランクは珍しい。ともかくも、今年も選手並びに関係者各位にはリング内外問わずクリーンでエキサイティングなパフォーマンスを願いたい。
さて、今期の開幕戦は定番のIMPホール昼夜興行。昼の部は池原信遂が出場する大阪帝拳主催興行、そして夜の部には小松則幸本田秀伸が出場するグリーンツダジム主催興行が、それぞれ開催される。ノンタイトル戦ながら、タイトル歴と世界挑戦経験もある3選手を一日で観られるのだから、なかなか贅沢な仕様である。また、デビュー前から注目のルーキーたちの初陣にも注目が集まっており、話題満載の2興行となりそうだ。
なお、この日からレフェリーの制服が、スポンサーである物流会社のロゴが入ったものにマイナーチェンジされている。折からの不況下にも関わらず新規スポンサーを獲得したのは、率直に言って素晴らしい事だと思う。健全な資金には健全な精神が宿る。悪い噂も絶えない関西のボクシング業界ではあるが、こうした所を叩き台にして、一歩一歩前進してもらいたい。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。