2009-02-08から1日間の記事一覧
小松は打たれ脆さが出て1RKO負け、本田は大苦戦の末の辛勝、奥本も良い所無く敗れるなど、Gツダ勢は内容・結果共に崩れ、まさに厄日の様相。これらの試合を含めて爽快な決着とは言い難い試合も多く、観客の期待度からすれば、少々肩透かし気味の興行に…
小松は24勝(10KO)5敗6分の戦績。現在はOPBFフライ級3位、日本同級1位。97年にエディタウンゼントジムからデビュー。新人王戦にはエントリーせず地道にキャリアを積み重ね、02年5月までに5つの引分を挟んで13連勝。同年9月に初挑戦でOPBFフライ級…
本田は29勝(14KO)6敗のサウスポーで、現在日本Sフライ級11位。94年のデビュー以来、順調に勝ち星を積み重ね、96年には日本Lフライ級王座を獲得。ノンタイトル戦を頻繁に挟む意欲的なマッチメイク方針の中で王座を返上するまで6度の防衛に成功する。しか…
両者戦績は葉狩5勝(3KO)2敗、津田6勝(4KO)6敗。葉狩は11月に6年7ヶ月ぶりの試合を4回戦ながら勝利で飾って、これが再起2戦目。津田は岩尾剛[泉北]との連戦を1勝1敗として、今年最初の試合に臨む。 1R。ミドルレンジでジャブ中心の静かな攻防。津…
両者戦績は安本5勝(3KO)5敗3分、宮崎4勝(1KO)3敗。安本は07年10月、08年8月と連続ドロー。宮崎は08年9月に4勝目を上げてB級緒戦。 1R。ロング〜ミドルレンジでジャブ、ワン・ツー中心の攻防。様子見ムードだったが、ラウンド後半から安本が宮崎の…
奥本はプロデビュー戦とコールされたが、JBCのプロライセンスを取得する前にタイ国で2戦経験しており、“非公式かつ正確な”戦績は1勝(0KO)1敗。前回07年5月の対戦相手は、今日メインに出場しているラタナポンである。田中は5勝(1KO)1敗の戦績で、08…
両者戦績は内田2勝(1KO)6敗3分、サウスポーの長野3勝(2KO)5敗1分。内田は11月に1年半振りの試合に敗れ、再起戦のやり直し。長野は12月に3勝目を挙げた。共にこれがB級昇格を賭けた一戦。 1R。両者足を使いつつ、ミドルレンジで牽制気味の打ち合い…
この試合は両者デビュー戦。 1R。竹田はラウンド序盤の打ち合いで右フックを豪快に決めて岡島ダウン。しかし再開後、岡島にボディ打たれると露骨に嫌がるシーンも。竹田もボディで逆襲して再び岡島を効かせるが、ラウンド終盤に再び腹を打たれて苦しい。 …
両者戦績は片岡2勝(0KO)2敗、王田2勝(0KO)5敗1分。片岡は9月に敗れて以来の再起戦、王田は11月にカムバック以来の初勝利を挙げている。 1R。片岡はスピード利してジャブを次々とヒットし、右ストレート、左右フックに繋げるが、この強打は粗い。王田…
夜の部は、グリーンツダジムの主催興行。新体制での再スタートから1年も経たない内に3度目の自主興行開催に漕ぎ着ける辺りは、さすがに名門の底力といったところか。 今回の主役は、小松則幸・本田秀伸の日本ランカー両名。メインを張る小松は、元IBFミ…
池原は骨のある相手に明確な判定勝ちして久々の美酒。ハードパンチャー相手に打ち勝つという地力の程を見せつける内容で、やはり日本ランカーとしては強い選手という事なのだろう。 内容出色だったのがセミの水本。以前は手数豊富な連打攻勢を見せても精度・…
池原は27勝(19KO)3敗。かつては第61代日本バンタム級チャンピオンに輝いた元世界ランカーだが、現在はOPBFバンタム級5位、日本同級2位のランキング。98年5月デビュー。後のA級選手を含む骨のある相手に5連続KOした勢いもそのままに勇躍00年の新人王…
水本は9勝(3KO)1敗2分の戦績。06年デビュー、この年に2連勝した後、07年の新人王戦では5連勝でウェルター級西軍代表まで進出するが、全日本決勝では岳たかはし[新田]に敗れる。08年は、2月に巴山宏知[正拳]とドロー、6月に若林豪[Gツダ]に勝利、7月…
田中は7勝(1KO)4敗1分の戦績。01年デビュー。無敗の3勝1分の成績で02年の新人王戦に打って出るが、緒戦敗退。再起戦で後の日本ランカー・児島芳生[明石]を降してB級昇格を決めたものの、その後6回戦で3連敗。04年末から約3年半リングから遠ざかるが…
両者戦績は竹中6勝(2KO)5敗2分、本名の田中克典から改名のカツ田中は4勝(1KO)5敗1分。竹中はA級昇格を賭けた10月の試合で惜しくもドロー。田中は12月に4年半ぶりに再起したが敗れている。 1R。足を止めての打撃戦。竹中はガード固めるが捌き切れず…
両者戦績は山本が未勝利1敗1分、小澤が1勝(1KO)。山本は11月に引き分けて以来、小澤は12月にデビュー戦を勝利で飾ったばかり。 1R。ショートレンジ打撃戦。両者アグレッシブに手数とヒットを交換する。山本はラウンド序盤に一気攻勢に出たが、小澤が後…
08年度国体少年の部を制した実績のある石田はこれがプロデビュー戦。タウィーラサックは今回が初来日。 1R。タウィーラサックはいかにもムエタイ兼業らしく、ボディの守りに無頓着な構え。細身でパンチ力も無く、いかにも“噛ませ”な佇まい。石田は試し斬り…
東日本から遠征の小川は5勝(1KO)2敗のB級選手、伊波・ファン・カスティーヨの実弟であるパブロはこれがプロデビュー戦。 1R。伊波は、やや動き固くワン・ツーもフワフワした感じ。そrでも右フックなどにはパッと見以上の力感がある。小川もアグレッシ…
昼の部は、大阪帝拳の主催興行。久々によみうりテレビのカメラが入り、タイトルの前には回数のカウントが入った。深夜枠ですら不定期放送が精一杯というのは切ないものだが、それでもCS中継すら縮小傾向にある現状を考えれば恵まれている方なのだろう。 メ…
2009年も2月となり、漸く西日本地区でも興行が再開された。新人王戦が始まるまではどうしても興行数が減ってしまうのだが、1ヶ月以上のブランクは珍しい。ともかくも、今年も選手並びに関係者各位にはリング内外問わずクリーンでエキサイティングなパフォ…