駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部・「ドラマチックボクシング」(大阪帝拳主催)概要&雑感

仕切り直しての夜の部は、再度の世界挑戦を目指す池原信遂[大阪帝拳]出場の10回戦をメインとする興行。相手はノーランカーだが、かつて池原のライバル・三谷将之[高砂・引退]や日本ランカー級以上の選手を度々苦しめて来た丹羽賢史[Gツダ]。とてもチューンナップ・マッチなどと気楽に構えられる相手ではないが、逆に明確な形で退ければこの上ないアピール材料になる。そして丹羽にとっては念願の日本ランキング奪取のチャンスであるだけに、こちらもモチベーションの高いパフォーマンスが期待できよう。
セミでは近況絶好調の高瀬司[大阪帝拳]が、タイ国王者・ラーイマンコン相手にOPBFランキング奪取を狙う。“悪名”高いチュワタナジムの無名選手だが、国際式デビュー1年・5連勝でナショナルタイトルを獲得したという経歴には興味がそそられる。高瀬は油断なく立ち回りたい。