駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第8試合・Sライト級契約ウェイト(63.0kg)10回戦/○中島涼[ハラダ](判定2−1)ベイビー・ロローナ・ジュニア[北陸イシマル]●

公式判定は川上99-91、宮崎98-94(以上、中島支持)、半田97-95(ロローナ支持)のスプリットで中島。駒木の採点は「A」97-93「B」98-96で中島優勢。何と公式判定は上下10点というとんでもない割れっぷり。確かにクリンチを多用する反則スレスレのインサイドワークで主導権を確保しながら手数・明確なヒット数で優勢のロローナ、攻勢点・パワーとダメージブローで優勢ながらもプッシング気味の強引な攻めと不完全なヒットばかりが目立った中島、という採点基準上複雑怪奇な内容となったが、流石にこれは行き過ぎの感。後日、JBCでビデオ検証の上、採点基準のすり合わせを行ってもらいたい。