メインはホスト役・川波の不調で激戦ながらも微妙な内容に。その一方で、前回の凡戦から苦戦が予想された児島がVS武本在樹[千里馬神戸]以来の絶好調。期待を良い意味でも悪い意味でも裏切りがちなプロボクシングの典型が二重でやって来たような興行となった…

川波は10勝(6KO)２敗１分の戦績で、現在は日本Ｓフェザー級６位。02年にデビュー、連続KO勝利を挙げて03年の新人王戦に挑戦、緒戦を突破するも棄権でリタイヤ。翌04年の再挑戦は１回戦でプロ初黒星を喫してしまう。その後、１年２ヶ月のブランクとなるが、05…

児島は10勝(2KO)８敗２分の戦績で現在日本フェザー級11位。00年にデビュー。４回戦は脱出に３年半を要し、新人王戦も２年連続で予選敗退。６回戦からＡ級昇格までにも２年をかけたが、Ａ級３戦目の06年11月に当時日本１位だった武本在樹[千里馬神戸]を僅差の…

橋詰は７勝(4KO)２敗２分の戦績。アマ時代に国体少年の部近畿予選優勝を果した直後、17歳でプロ転向。デビュー戦でいきなり６回戦ボーイ相手にドローに持ち込むなど才能の片鱗を窺わせ、開幕前からＰＦＰ候補筆頭の前評判を得ていた06年度の新人王戦では西日…

後半からはオールＡ級８回戦。１試合目は今年4/29に行われたカードの再戦だ。 中井は９勝(5KO)４敗２分。03年６月にデビューし、以来、新人王戦などのトーナメント戦には不出場の“裏街道”を選択。04年末までの１年半・７戦でＣ級を、05年の１年・３戦でＢ級…

両者戦績は山田４勝(0KO)２敗３分、田原４勝(3KO)４敗１分。山田はエディタウンゼントジムから真正ジムに移籍してこれが最初の試合。06年10月以来14ヶ月ぶりの試合となる。田原は西部日本地区からの遠征。今年はこれが実に５試合目で、現在３連勝中。 １Ｒ。…

未勝利同士の対戦。サウスポーの松本は２敗１分、大森は１敗。松本は今年4/29以来の実戦、大森は8/26のデビュー戦に敗れてこれが２戦目。 １Ｒ。大森はガードを固めて圧力かけようとするが、体と足のスピードに乏しく、松本足を使いつつのジャブ、ワン・ツー…

両者戦績は馬渡２勝(0KO)１敗、高橋３勝(2KO)４敗１分。馬渡は新人王戦を緒戦で敗退後、７月に再起戦を勝っている。高橋は新人王戦で準決勝敗退に終わり、今回が再起戦。 １Ｒ。高橋が先手で仕掛けて主導権奪取。やや大きい動きながら左ジャブ、右ストレート…

通常は昼夜ダブルヘッダーで行われるＩＭＰホールでの興行だが、今回は昼のみの“１回公演”。派手さは薄いものの日本人同士のガチ路線でマニアの間では定評のある大鵬ジムの定例興行が行われた。 とうとう日本ランクから外れてしまった健文・KID・トーレスは…