2008-03-16から1日間の記事一覧
前座の4回戦は低調な内容の試合が多く残念だったが、セミでA級上位クラスの実力を見せ付けた本田、そしてメインで良い意味でミドル級らしからぬ渋い攻防戦を繰り広げた両者などのお陰で最後は何とか上手く締め括れたのではないだろうか。ただ、興行全体の…
両者戦績は福森7勝(5KO)1敗2分、岩尾7勝(2KO)無敗2分。ドローで福森勝者扱いとなった06年ミドル級西日本新人王決勝の再戦。福森は昨年10月、12月と丸野琢哉[守口東郷]との連戦を1勝1分としている。岩尾は昨年の新人王西軍代表戦で不覚のドロー敗者扱…
金城は6勝(2KO)8敗2分の戦績。02年11月デビュー、03年までに2勝2敗1分のキャリアを経て04年、05年は新人王戦にエントリーするも2年連続で緒戦敗退に終わる。1年2ヶ月のブランクを経て06年6月に復帰し、引分を挟んで連勝し丸4年がかりで4回戦を脱…
両者戦績は山口4勝(4KO)4敗、井戸本雅也(0KO)4敗1分。昨年8/26の再戦で、1戦目は井戸本が5R負傷判定を制している。山口はそれ以来のダイレクト・リマッチ、井戸本はその後11月に山本敏充[江坂]に敗れており、こちらも再起戦となる。 1R。山口はジャ…
両者戦績は東3勝(0KO)3敗、馬渡3勝(0KO)1敗。 1R。いきなり激しい乱打戦。東がダッキング中心のディフェンスワークでリズムを作り、馬渡の守備力不足を咎める攻勢。命中率は相変わらずだが、左フックをクリーンヒットしてノックダウン。再開後も休まず…
両者戦績は歳岡1勝(0KO)無敗、古田2勝(0KO)5敗。 1R。距離感乏しい歳岡、慎重な古田とで噛み合わない膠着戦が続く。ラウンド終盤になって歳岡がボディを1発入れて僅かに見せ場。 2R。マスボクシングのようにパンチが顔面の側を掠めてゆく攻防。古田…
両者戦績は森田1勝(1KO)1敗、永田3勝(1KO)2敗。 1R。全く同タイプ、そして同じ地力水準の選手2人による大振りの乱れ打ち。圧力で勝る森田がボディ打ちでヒット数リード。永田も手数を出すが、印象を損ねる乱雑さが惜しい。 2R。密着しての大振り打…
両者戦績は兼本1勝(0KO)1敗1分、宮崎2勝(1KO)2敗。 1R。兼本はアグレッシブに攻めるが、精度難と宮崎の堅守でヒット数僅少。宮崎は受けに回ってしまっていたが、コンパクトなアッパー、フック中心に上下打ち分ける攻撃。ラウンド中盤以降は手数、ヒッ…
両者戦績はサウスポーの下休場が未勝利1敗、福島1勝(0KO)5敗。下休場は1/10のデビュー戦で敗れたが、短期間での再起。福島は06年に4戦目で初勝利を挙げるも、昨年は4月、11月と連敗してしまった。 1R。福島は乱雑なワン・ツーで手数攻め。下休場はリ…
未勝利同士の対戦。高山は3敗、中川は2敗。高山は昨年6月の試合中に肩を脱臼してKO負け。手術・療養を経ての復帰となった。中川は昨年6月、11月と連敗中。 1R。高山は出入り、横の動き激しいステップで、ジャブ、ワン・ツー、右アッパーと切れある攻…
第2部は正拳ジムの若手育成興行「拳王への道」。今回も4回戦、6回戦を主体にしたマッチメイクで全9試合が組みこまれた。 メインはセミの8回戦を差し置いて、ミドル級の6回戦・福森智史[正拳]×岩尾剛[泉北]。“ミドル級西日本若手最強バトル”と銘打たれ…
六島ジム勢は5人出場して5勝という快挙。セミとメインは内容も判定も競った試合で「辛勝」といった趣だが、これも相手関係上止む無しか。これならジム側も興行を打った甲斐があったというものだろう。 前座でも新人王戦の3試合はいずれも見せ場十分。有力…
金光は10勝(6KO)1敗。Lフライ〜フライ級を主戦場とする選手だが、ミニマム級でOPBF10位、日本4位にランキングされている。03年デビュー。2連続KO勝利を挙げて翌04年の新人王戦にエントリーすると、3KOを含む破竹の4連勝で西日本決勝へ進出。奈須勇…
如月は5勝(2KO)4敗3分の戦績。03年にデビュー、この年を1勝1敗1分として翌04年の新人王戦ではウェルター級で西日本決勝まで進出。この決勝をドロー敗者扱いで退けられた後、6回戦で初勝利まで1年以上要する足踏みを強いられるが、06年に連勝でA級へ…
細川は10勝(2KO)6敗2分のサウスポー。02年末にデビュー。04年までは一時負け越し、新人王戦でも2年連続緒戦敗退で4勝3敗の平凡な成績だったが、05年、3度目の挑戦となる新人王トーナメントではウェルター級にエントリーし破竹の5連勝で西軍代表となる…
両者戦績は久住1勝(1KO)無敗、瀧波3勝(3KO)3敗。 1R。瀧波がゴング直後から得意のコンビネーションで攻勢。左アッパーがアゴを捉えたか、久住は前のめりに崩れ落ち、そのままでんぐり返しをするように前に転がってダウン。立ち上がろうとするが足元覚束…
獅子丸が調整期間中に負傷、現在も療養中でトーナメントは棄権。王田の2回戦進出となった。
両者戦績は高埜3勝(2KO)無敗、川脇1勝(0KO)3敗。 1R。川脇はなかなかのハンドスピードを披露するが、3年半ぶりの試合で勘が鈍ったか精度今一つ。高埜に打ち終わりを狙われて右アッパーを浴びてしまう。しかしラウンド後半には川脇もボディを効かせて奮…
今期新人王トーナメントの開幕戦。両者戦績は山口3勝(2KO)3敗1分、能任1勝(0KO)1敗。 1R。能任はブランク以前と同じくケンカファイト。山口はやや面食らう場面もあったが、概ね冷静に対応して迎撃。ラウンド終盤にはカウンターを連発してリード確保。…
両者ともに未勝利で、玉野1敗、別所2敗の戦績。玉野は06年2月以来2年1ヶ月振りの再起戦。別所は昨年6月、11月と連敗中。 1R。試合開始直後の揉み合いの中、別所の左で玉野ダウン。その後は共にマズマズの精度の攻撃と難のある守備のために軽打を多数…
両者戦績は細川1勝(0KO)無敗、寺西は未勝利1敗。細川はこの日セミ前に登場する細川貴之の実弟。オールジムから移籍して来た。寺西は昨年11月にデビュー戦で敗れてこれが再起戦。 1R。寺西はアグレッシブにつっかけ、細川がこれを迎撃する形。共に精度低…
昼の部はそのタイトル通り、六島ジム所属の若手・中堅選手たちが格上のランカーにチャレンジする冒険マッチをセミ・メインに据えた企画興行。先月に山崎晃出場の日本タイトルマッチがあり、またちょうど1週間後には名城信男の再起第2戦を控えているという…
今年度西日本ボクシング界の本格開幕戦となるのは、やはりIMPホールの昼夜興行。昼の部は六島ジム、夜の部は正拳ジムが主催する興行がそれぞれ開催された。全17試合・計90Rは、なかなかに相当なボリュームと言えるだろう。 また、両興行の前座には、やはり…