駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2009-03-22から1日間の記事一覧

興行全体の総括

野中は前半戦ではリズムを崩し、ポイント争いでも微妙な立場に立たされたが、老獪なインサイドワークを駆使して勝機を窺い、相手の動きを見切った上で階級相応のパワフルな強打で仕留めるという、満点ではないものの王者の仕事を全うして2度目の防衛に成功…

第5試合・日本Sウェルター級タイトルマッチ10回戦/○《王者》野中悠樹[尼崎](7R1分38秒TKO)新井恵一[高崎]《挑戦者・同級1位》●

第4試合・フェザー級4回戦/○西川良一[京都拳闘会](判定3−0)加治裕樹[尼崎亀谷]●

公式判定は松田40-37、福地39-38、宮崎39-38の3−0で西川。駒木の採点は「A」40-36「B」40-37で西川優勢。

第3試合・ウェルター級4回戦/○長島謙吾[尼崎](3R1分55秒TKO)森本悠希[明石]●

第2試合・バンタム級4回戦/○山本隆寛[尼崎](2R0分50秒TKO)中岡雅司[西日本協会]●

第1試合・Lフライ級4回戦/○角谷淳志[金沢](1R0分45秒KO)佐藤逸[明石]●

毎年4〜5月に開催される春の尼崎ジム主催興行だが、今年は日本王者・野中悠樹のチャンピオンカーニバル出場に合わせて3月開催となった。流動的な試合日程に合わせて興行計画を組むにはプロモーターの苦労も多いだろうが、これもジム所属の日本王者に随時…