駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

WBC世界フライ級タイトルマッチ

大阪府立体育会館第1競技場1階席北側中央にて観戦。客入りはプロレスで言うところの“満員”程度。1階後方や2階席に空席が目立つものの、小松の人気度・ネームバリューや、他のカードの注目度からすれば上々の部類ではないか。もっとも道行くダフ屋から聞こえて来る愚痴は「前の方の席はナンボでも余ってるけど、安い席の券がちっともあらへん」。市場経済の原則を生きた教材で学んだ気分。

この日は交通の乗り継ぎが異様に悪くて不覚にも15分ほどの遅刻。だというのに入口付近は、まるで開場30分前のような人だかりがあって、場内入ってすぐの売店前にもダベっている人多数。ひょっとして試合開始が伸びてるのかと思ったら、既に第1試合が始まっていた。親から学費を出してもらっている大学生が勉強に不熱心なように、本当にボクシングが見たくて来ていない人はボクシング観戦の態度も不熱心なんだろうな、と思ったり。