駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第2試合・バンタム級4回戦/○小笠原和寿[明石](1R2分39秒KO)建部誠二[尼崎亀谷]●

小笠原は1勝(1KO)1分の戦績。3/6のデビュー戦(http://d.hatena.ne.jp/komagi/20050306#p4)では、攻撃のセンスの高さと守備面での課題を表に出していたが、その後5/29にKO勝ちを収めている。対する建部は、1勝2敗の戦績で、どうやらこれが02年以来3年ぶりのリングのようだ。
1R。中間距離で両者カウンターフックをバチバチ当て合うスリリングな展開。まず建部が左をボディ、顔面へ先制攻撃、それからもクリーンヒットを連発して追撃するも、中盤以降は小笠原も反撃に転じて、クリーンヒットを重ねて最後は左フック一閃でダウン。建部は立ち上がるも足元がフラつき、試合を止められた。
小笠原、短い時間で形勢がグルリと180度ひっくり返るような激しい試合を制して2連続KO勝ち。ただ、この戦い方はリスクが大き過ぎる気もする。建部は復帰戦を飾れず。一旦はクリーンヒットを連発して追い込んだが、あと一撃が間に合わなかった。