駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第11試合・ミドル級4回戦/●辻保裕[六島](判定0−3)田島秀哲(天熊丸木)○

両者戦績・臨戦過程

  • 辻保裕[3勝(2KO)無敗]
  • 田島秀哲[6勝(4KO)無敗]
    • 中日本決勝  7/31 VS中嶋祐介 3R1分20秒KO
    • 地区対抗戦  9/23 VS戸高大樹 4R1分13秒TKO

試合展望(35-65田島優勢)

中日本地区では、昨年の時点から優勝候補に挙げられていたという田島。佐藤幸治を髣髴とさせるアマチュア出身らしいアップライトスタイルから、豪快なフック中心の連打を浴びせ掛けていく攻撃的な選手。地区対抗戦でも終始連打を積み重ね、4Rにレフェリーストップを勝ち取った。ややボディワークに乏しく、8回戦以上になると守備の甘さが命取りになりそうではあるが、層の薄いミドル級の新人王戦なら攻撃力だけで突っ切ってしまいそうだ。この試合を戦うにあたっての最大のポイントは、心身ともに万全のコンディションでリングに上がれるかどうか、つまり自分との戦いに尽きるだだろう。
その田島の相手となる辻、実力を褒める時に“4回戦としては”の枕詞が必要な現状では、自分のペースに持っていくだけでも一苦労要りそうだ。精一杯のスピードと手数で翻弄させたいが……。

試合経過

※観戦記は後日更新。公式判定は大黒39-37、安田39-37、上中39-37の3−0で田島。駒木の採点も39-37で田島優勢。