第4試合・バンタム級6回戦/○中村公彦[大星モリガキ](判定2−1)梶山友輝[平石]●
両者戦績・臨戦過程
- 中村公彦[4勝(1KO)1敗2分]
- 西日本1回戦 5/29 VS上原康孝 3R2分21秒KO
- 西日本2回戦 7/9 VS大久保幸政 判定3−0(40-36,39-37,39-37)(→http://d.hatena.ne.jp/komagi/20050709#p16)
- 西日本準決勝 7/31 VS兵顕吾 判定3−0(39-37,39-37,39-37)(→http://d.hatena.ne.jp/komagi/20050731#p7)
- 西日本決勝 9/3 VS井戸本雅也 判定1−0勝者扱い(58-56、57-57、57-57)(→http://d.hatena.ne.jp/komagi/20050903#p4)
- 梶山友輝[6勝(3KO)無敗]
- 中日本1回戦 VS江崎広志 不戦勝
- 中日本準決勝 7/2 VS間瀬友規 判定3−0(39-36、38-37、38-37)
- 中日本決勝 7/31 VS高橋昌稔 2R1分34秒TKO
- 地区対抗戦 9/23 VSジョーカー緒方 判定3−0(60-55、60-55、59-57)
試合展望(35-65梶山優勢)
地区対抗戦での梶山は、全6ラウンド終始頭を付けての超接近戦を粘り強く戦い通した。伸びの有るジャブ、右アッパー、左ボディを序盤から有効に決め、守っても緒方のメクラ打ち気味の攻撃をほぼ無効化していた。体、手ともにややスピード感に欠けていてパワー優先の傾向が強いが、決めにかかった時の連打は迫力は十分。飛び抜けて強いという印象こそ無いが、6ラウンドを戦い抜くスタミナも十分で、西軍代表戦進出者に相応しい能力の持ち主だ。
この梶山と戦う中村は、例年の西日本代表と比較するとやや小粒。手数こそ多いが精度に欠けるパンチは西日本決勝でも不発を重ねていただけに、今回も前半から苦戦は免れないだろう。試合後半、ややガードの甘くなる梶山にどこまで攻め込めるかだが……
試合経過
※観戦記は後日更新。公式判定は安田58-56、上中58-56(以上、中村支持)大黒58-56(梶山支持)。駒木の採点は少差振り分けを迷い続けた挙句に60-54で梶山優勢。先入観に囚われたつもりはないのだが……