駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第7試合・Sフェザー級6回戦/○武本康樹[千里馬神戸](5R2分29秒KO)安達剛志[平石]●

両者戦績・臨戦過程

  • 武本康樹[5勝(1KO)無敗]
  • 安達剛志[8勝(3KO)1敗]
    • 中日本1回戦 シード
    • 中日本2回戦    VS渡辺泰司 不戦勝
    • 中日本準決勝 7/2 VS山口亘 1R2分12秒KO
    • 中日本決勝  7/31 VS江口泰将 判定3−0(60-54、60-54、60-55)
    • 地区対抗戦  9/23 VS奈須辰之 2R1分31秒KO

試合展望(60-40武本優勢)

地区対抗戦での安達は、優れたボディバランスをベースにした冷静な試合運びが映えた。相手が手数・手数で攻めて来る所を冷静に捌き、逆にジャブ中心に手数を返しながら勝機を窺って、隙が見えた所で強烈な右アッパー・フックを放ってゆく。一撃必殺型では珍しいディフェンシブなファイトスタイルがいかにも不気味だ。キラーショットの右以外にこれといった武器は無いが、勝機を掴むまでのテクニックと相殺させるとなかなか高い総合力の持ち主と言えるだろう。
しかし西日本王者の武本は、ここまでその安達に勝るとも劣らない一癖二癖持つ難敵を降しており、今回も全く気後れは無いはずだ。VS日高戦のように真っ向から打ち合っても、VS中島戦のようにディフェンシブな技能戦に持ち込んでも、少差〜中差でポイントアウトを果たす公算が高い。安達が勝つとすれば、武本のバリエーション多彩な攻撃をノーダメージで封じ込める事が条件となるだろう。

試合経過

※観戦記は後日更新。