駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第4試合・Lフライ級8回戦/○国重隆[大阪帝拳](4R0分57秒KO)サンガット・プロパンチャイ[タイ国]●

日本Lフライ級1位にランクされている国重が、珍しくタイ人との調整戦に臨んだ。相手は初来日・4勝(1KO)5敗というノーランカーのサンガット。
サンガットはガードを高く上げて“噛ませモード”。国重はジャブ、ワン・ツー中心のアウトボックスでガードの上から手数を浴びせ、更にボディブローを多用して攻勢をアピール。そして4R、ワン・ツー一閃、薙ぎ倒し気味にダウンを奪うと、サンガットは全く戦意を見せずにファイティングポーズを取らず、10カウント。国重、15勝目にして2回目のKO勝利。