駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第5試合・バンタム級10回戦/○坪内達哉[大阪帝拳](判定3−0)井川政仁[関]●

昨年11月にSバンタム級ランカーの玉越強平を追い詰めた坪内が、中2ヶ月で早くも再始動。相手は西部日本バンタム級王者の肩書きを持ち、7勝(1KO)1敗と高い勝率を誇る井川。
坪内はガードを固めつつもアグレッシブという器用なファイトスタイルが今日も機能。攻守において手堅くまとめ、ラッシュ時の回転力もなかなかで、最終10Rを除いてはほぼ優勢をキープ。ただし打たれ弱い一面があり、やや非力な面もあって今日もジャッジには嫌われた。
井川はタフさを武器に粘り強く戦ったが、攻撃の起点となるジャブをことごとくガードで弾かれては、攻めるにも攻め切れなかった。
公式判定は98-92、97-93、95-95の2−0で坪内。駒木の採点は坪内の手数を重く見て99-91の大差。