駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第5試合・バンタム級6回戦/○小島宏樹[エディ](判定3−0)三須薫[尼崎]●

小島は04年度新人王Sフライ級西日本準優勝。相手に恵まれながらも4回戦、6回戦と連勝して今日はA級昇格を賭けた一戦。
しかし試合内容は、6回戦にしては手数少なく少々物足りないものに。地力・実績で見劣りする三須が序盤健闘したが、非力さが目立ち、ジャッジにアピールするだけの見せ場を作れない。逆に小島が後半印象的な強打を見せて明確に優勢を確保し、キッチリとポイントアウトを果たした。
公式判定は60-54、60-55、59-55の3−0で小島。駒木の採点では、際どいラウンドを三須に振る形になってしまい57-57イーブン。しかし小島の勝利に見方が傾くのも肯ける試合ではあった。