駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2006-02-05から1日間の記事一覧

興行全体の総括

新星・李昭浩の登場など、ハイライトシーンもあるにはあったが、全てはメインの「ここは名古屋かタイ国か」という地元判定で台無しに。またそれを好意的に受け容れてしまう客層(=会場の大半が選手の後援者で固められている状態)が、ダウナーな気分により…

第8試合・Sバンタム級10回戦/○三谷将之[高砂](判定3−0)ハイメ・オルティス[墨国]●

日本バンタム級10位の三谷はここまで14勝(7KO)1敗の戦績。新人王戦には目もくれず、デビュー以来10連勝をマークするなど派手な戦績が光る。A級昇格後はタイ人との試合が目立つが、04年10月には世界ランカーのホセ・アンヘル・ベランサに挑むチャレンジマッ…

第7試合・ウェルター級6回戦/●近藤謙二[エディ](2R1分52秒TKO)如月紗那[六島]○

ウェルター級らしい大味な強打合戦。どちらが打ち勝ってもおかしくない、互いにリスキーな試合展開が続いたが、時の運は如月に味方した。2R、強打カウンター合戦で1度目のダウンを奪うと、すかさずワン・ツー連打で2度目のノックダウン。それでも立ち上が…

第6試合・ミニマム級6回戦/○李昭浩[大阪帝拳](判定3−0)奥村和也[六島]●

この試合で6回戦デビューとなった李。緒戦の相手は、なんと05年度の新人王戦でLフライ級西日本準決勝まで進出し、昨年11月にはB級初勝利も飾っている奥村和也。ジムの期待の高さが窺えるマッチメイクだが、それにしても思い切ったものだ。 李はプロ緒戦と…

第5試合・バンタム級6回戦/○小島宏樹[エディ](判定3−0)三須薫[尼崎]●

小島は04年度新人王Sフライ級西日本準優勝。相手に恵まれながらも4回戦、6回戦と連勝して今日はA級昇格を賭けた一戦。 しかし試合内容は、6回戦にしては手数少なく少々物足りないものに。地力・実績で見劣りする三須が序盤健闘したが、非力さが目立ち、…

第4試合・フライ級4回戦/○山田卓哉[エディ](判定2−0)長野憲次[尼崎]●

公式判定は39-37、39-37、38-38の2−0で山田。駒木の採点も39-37で山田優勢。

第3試合・ライト級4回戦/●ヒグチ祐人[エディ](判定0−3)渡場大輔[大阪帝拳]○

公式判定は40-36、39-37、39-37の3−0で渡場。駒木の採点も39-37で渡場優勢。

第2試合・Sフェザー級4回戦/○金光康之[エディ](判定3−0)金沢秀治[アポロ]●

金沢は1、2Rにそれぞれダウン1回ずつ。 公式判定は39-35、38-36、38-36の3−0で金光。駒木の採点は39-35で金光優勢。

第1試合・Sフェザー級契約ウェイト(58kg)4回戦/●高橋正尚[エディ](判定0−2)永田浩司[ウォズ]○

公式判定は39-37、39-37、38-38の2−0で永田。駒木の採点は38-38イーブン。

EDDie’s World vol.31(エディジム主催)

IMPホールの興行だが、この日は珍しく昼1回のみの興行。やはりこの時期は4回戦の試合が組みにくいせいか、マッチメイクがやり難いようだ。 この日はエディタウンゼントジムの主催興行だが、メインは高砂ジムの出世頭・三谷将之が負傷明けの復帰戦でいき…