興行全体の総括

新星・李昭浩の登場など、ハイライトシーンもあるにはあったが、全てはメインの「ここは名古屋かタイ国か」という地元判定で台無しに。またそれを好意的に受け容れてしまう客層（＝会場の大半が選手の後援者で固められている状態）が、ダウナーな気分により一層拍車をかけてしまった。久々にボクシングファンである事が恥ずかしくなった１日。武蔵の地元判定勝利にブーイングをぶっ放す観客がいるＫ−１の方がまだマシに思えてしまう。
あと、この日は「ラウンドごとのジャッジは必ず点差をつける」という西日本の暗黙の了解を破って、負傷判定でもないのに10-10のスコアをつけたジャッジが２回あった。今後これがどういう方向へ向かうか、しばらく観察を続けてみたい。