駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

フライ級展望

フライ級は参加9名。

出場選手および最近の成績

  • 福留宏行[井岡] 1勝(1KO)無敗
    • 05/9/4 VS孫田敏晴[レンゴー]○(4R1分50秒TKO)
  • 橋本泰治[尼崎] 3勝(1KO)無敗3分
    • 05/10/16 VS般若寺顕任[奈良六島]○(1R2分26秒KO)
    • 05/7/9 VS宮口正春[神拳阪神]▲(判定1-1敗者扱い/40-36、38-38、37-39)=西日本2回戦
    • 05/5/15 VS近藤雄資[正拳]○(判定3−0/39-37、39-37、39-37)=西日本1回戦
  • 中沢翔[大鵬] 2勝(0KO)1敗
    • 05/3/6 VS野口貴史○(判定3−0/38-37、38-37、38-37)
  • 松元雄大[エディ] 1勝(1KO)2敗2分
    • 05/9/4 VS山本良貴[風間]△(判定1−0/39-37、38-38、38-38)
    • 05/4/16 VS山本幸史郎[ウォズ]●(判定0−2/37-39、37-39、38-38)=西日本1回戦(SF級)
    • 04/12/5 VS中岸風太[カシミ]●(判定0−3/37-39、36-40、36-40)※SF級契約
  • 小林歩[明石] 1勝(1KO)無敗1分
    • 05/11/6 VS園部圭佑[大阪帝拳]△(判定0−1/38-38、38-38、37-39)
    • 05/7/29 VS河本幸也[大鵬]○(3R0分34秒KO)
  • 宮口正春[神拳阪神] 3勝(2KO)5敗1分
    • 05/7/31 VS金光佑治[六島]●(4R2分42秒TKO)=西日本準決勝
    • 05/7/9 VS橋本泰治[尼崎]△(判定1-1勝者扱い/39-37、38-38、36-40)=西日本2回戦
  • 石井秀明[ウォズ] 1勝(0KO)2敗1分
    • 05/12/23 VS山本直輝[塚原京都]○(判定3−0/39-37、39-37、39-37)
    • 05/7/9 VS清水裕司[正拳]●(判定0−2/38-38、37-39、37-39)
    • 05/4/9 VS井上英之[森岡]●(判定0−3/37-39、37-39、36-40)
  • 井上英之[森岡] 2勝(0KO)1敗
    • 05/12/25 VS山本剛詞[守口東郷]●(3R1分28秒TKO)
    • 05/4/9 VS石井秀明[ウォズ]○(判定3−0/40-36、39-37、39-37)
  • 清水裕司[正拳] 3勝(1KO)2敗1分
    • 05/12/9 VS池田寛[レンゴー]○(判定3−0/39-37、39-37、39-37)
    • 05/9/10 VS後藤教雄[天熊丸木]○(1R2分47秒KO)
    • 05/7/9 VS石井秀明[ウォズ]○(判定2−0/39-37、39-37、38-38)
    • 05/4/3 VS般若寺顕任[奈良六島]△(判定1−0/39-37、38-38、38-38)

トーナメント展望

前年度は西軍代表級の選手が3人、4人といたこの階級だが、今年は一転して全体的に小粒。その前年度に健闘した宮口と橋本が一応の優勝候補で、キャリアの浅いダークホースたちがチャンスを窺う展開になりそう。
まず橋本のいるブロックでは、デビュー戦から卓越した守備技術が映える小林が注目株。2戦目を見る限り、攻撃面では手と足のスピードに課題を抱えるが、この辺が並レベル以上に成長していれば台風の目となるだろう。あと、デビュー戦をKOで飾った福留の緒戦にも注目。
一方、宮口のいるブロックは、短期間の3連勝で波に乗る清水が対抗馬か。3勝選手としては技術不足で、手数を愚直に集めるファイトスタイル。どこまで強引な試合運びでジェネラルシップを握れるかがカギ。