駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

ライトフライ級展望

ライトフライ級は参加12名。

出場選手および最近の成績

  • 浮田博展[倉敷守安] 3勝(2KO)1敗1分
    • 05/12/18 VS濱田仁[広島三栄]○(判定3−0/40-35、40-35、40-35)
    • 05/8/15 VSタイタン飛狼[中内]△(判定1−0/38-37、38-38、38-38)
    • 05/4/17 VS脇重幸世司[江見]○(4R1分29秒TKO)
  • 山本剛詞[守口東郷] 4勝(2KO)1敗
    • 05/12/25 VS井上英之[森岡]○(3R1分28秒TKO)
    • 05/9/11 VS野口貴史[大阪帝拳]○(4R1分08秒TKO)
    • 05/6/5 VS金光佑治[六島]●(1R1分30秒KO)=西日本2回戦(F級)
    • 05/4/24 VS鯉川彰吾[高砂]○(判定2−1/38-37、38-37、37-38)=西日本1回戦(F級)
  • 浦西勝史[神拳阪神] 3勝(0KO)3敗3分
    • 06/2/25 VS土方諭[豊橋]○(判定3−0/40-37、40-37、39-38)
    • 05/11/3 VS鈴木遼[尼崎]△(判定1−0/39-37、38-38、38-38)
    • 05/6/5 VS須田康博[八尾]●(判定0−2/38-38、37-39、37-39)=西日本2回戦
    • 05/4/30 VS金城吉広[正拳]○(判定2−1/39-37、39-37、37-39)=西日本1回戦
  • 近藤雄資[正拳] 1勝(1KO)4敗
    • 05/9/4 VS池田寛[レンゴー]●(判定0−2/38-38、37-39、37-39)
    • 05/5/15 VS橋本泰治[尼崎]●(判定0−3/37-39、37-39、37-39)=西日本1回戦(F級)
  • 鈴木遼[尼崎] 2勝(0KO)1敗1分
    • 05/11/3 VS浦西勝史[神拳阪神]△(判定0−1/38-38、38-38、37-39)
    • 05/8/28 VS大西裕介[大鵬]○(判定3−0/40-35、40-35、39-36)
    • 05/4/9 VS小畑彰吾[ウォズ]○(判定3−0/40-35、39-37、38-37)
  • 山口鋭二[森岡] 2勝(1KO)無敗
    • 05/7/31 VS野口貴史[大阪帝拳]○(判定3−0/38-37、38-37、38-37)
    • 05/4/9 VS米田広[八尾]○(2R終了TKO)
  • 奥貴士[大星モリガキ] 2勝(1KO)1敗
    • 05/12/11 VS山辺勝[風間]○(1R2分36秒TKO)
  • 町田昌丈[Gツダ] 1勝(1KO)無敗
    • 05/12/15 VS金澤隆志[角海老宝石]○(1R0分50秒TKO)
  • 能任慎一[八尾] 1勝(0KO)無敗
    • 05/10/16 VS米田皇介[大鵬]○(4R2分00秒負傷判定3−0/40-37、39-37、39-38)
  • 木戸俊彦[明石] 2勝(1KO)4敗1分
    • 05/12/25 VS松村健佑[Gツダ]○(3R1分09秒TKO)
    • 05/8/27 VS園部圭佑[大阪帝拳]●(判定0−3/37-39、37-39、36-40)
    • 05/5/1 VS山脇正輝[大阪帝拳]●(判定0−3/36-40、36-40、36-40)=西日本1回戦
  • 村田佳信[エディ] 1勝(0KO)3敗
    ※03年8月以来の再起戦
  • 野口貴史[大阪帝拳] 1勝(0KO)4敗
    • 05/9/11 VS山本剛詞[守口東郷]]●(4R1分08秒TKO)
    • 05/7/31 VS山口鋭二[森岡]●(判定0−3/37-38、37-38、37-38)
    • 05/5/15 VS野村昂平[千里馬神戸]○(判定3−0/40-36、40-36、40-36)
    • 05/3/6 VS中沢翔[大鵬]●(判定0−3/37-38、37-38、37-38)

トーナメント展望

前年度上位クラスがゴッソリ抜け、前年度2回戦敗退組と1〜2勝の初挑戦組で争われる本命不在の混戦レース。有力なのは浮田、山本、浦西のブロックで、ここの勝者がそのまま優勝候補筆頭となりそう。中でも浮田は、現6回戦選手と互角以上の引き分けを演じるなど、現時点での完成度は一枚上でややリードか。これに対し、非力ながら攻守のテクニックが冴える浦西、1階級下げて再挑戦する唯一の4勝・山本がどう対抗するかが見ものだ。
この3人と準決勝で当たりそうなのが山口と鈴木の勝者。共に粗い面、脆い面が同居しており、ここを突破するには現状打破が必須課題。
反対側のブロックは負け越し選手とキャリアの浅い選手が中心で不利は否めないが、2年ぶりの復帰戦を鮮やかにTKOで飾った奥と、デビュー戦を秒殺でキメた町田の2人の存在が不気味。特に町田は実力未知数で、このトーナメント最大の不確定要素。初戦敗退でも決勝進出でも驚けない。