駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

ライト級展望

ライト級は8名参加。

出場選手および最近の成績

  • 竹中聡[大鵬] 3勝(0KO)1敗
    • 05/9/11 VS森山公則[エディ]○(判定2−1/39-37、39-37、37-39)
    • 05/5/22 VS坂本政憲[千里馬神戸]●(判定0−3/36-39、35-40、35-40)=西日本2回戦
    • 05/4/2 VS美濃孝一[ハラダ]○(判定3−0/40-36、40-36、40-36)=西日本1回戦
  • 寺田允[アポロ] 2勝(0KO)2敗1分
    • 05/12/25 VS三木信治郎[姫路木下]○(判定3−0/40-36、40-36、39-37)
    • 05/9/8 VS谷野陽太[泉北]△(判定0−1/38-38、38-38、37-39)
    • 05/5/19 VS高橋秀鎮[江坂]●(1R1分28秒KO)=西日本1回戦(SFe級)
  • 福島智弘[白鷺] 1勝(1KO)4敗1分
    • 05/4/30 VS大沢宏晋[大星]●(1R2分10秒KO)=西日本1回戦
  • 太田真行[大阪帝拳] 2勝(2KO)1敗1分
    • 05/7/9 VS坂本将広[森岡]▲(判定0-0敗者扱い/38-38、38-38、38-38)=西日本準決勝(SL級)
    • 05/5/1 VS村上了介[明石]○(1R1分18秒TKO)=西日本1回戦
  • 森下裕己[新日本大阪] 2勝(1KO)1敗
    • 05/12/4 VS宇井敏晃[神拳阪神]○(判定2−1/38-37、38-37、37-38)
  • ドン神玄[六島] 1勝(0KO)無敗
    • 05/8/28 VS梅木大吾[八尾]○(判定3−0/40-36、39-37、39-37)
  • 岡野浩志[神拳阪神] 1勝(1KO)4敗
    • 05/7/9 VS大沢宏晋[大星]●(3R0分43秒TKO)=西日本2回戦
  • 徳永隼人[進光] 1勝(0KO)2敗
    • 05/10/16 VS高橋秀鎮[江坂]●(2R0分20秒TKO) 

トーナメント展望

今期西日本では最少エントリーの階級。若干の不確定要素があるものの、選手間の実力差も開いていて予想も比較的スンナリ。
まず再挑戦組からは竹中と太田。竹中は昨年4月当時の好調時に戻ってさえいれば、大差判定勝ちの連続での決勝進出が濃厚。ただし直近の絶不調を引き摺っているようなら、初戦突破も危うい。期待・不安が半々の状態で開幕を迎える。1階級下げてエントリーの太田は、攻撃力の高さと守備力の低さが非常にアンバランス。並以下レベルの4回戦ボーイが相手なら問題にしないだろうが、こちらも危うさを内包した選手である。
この2人と反対側のブロックでは、昨夏のデビュー戦で好センスを見せつけたドン神玄が一歩リード。経験を積みながらスキルアップ出来れば全日本決勝まで期待できそうな逸材で、アマチュア時代の勝率(1勝9敗)を鵜呑みにしていると、対戦相手は痛い目に遭わされるはずだ。