駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

雑感と今後の予定

ようやく長谷川×ウィラポン(2)のあった神戸興行の観戦記が終わりました。良い試合、良い興行だと指も滑らかに動いてくれるんですが、その分時間を喰いますね(笑)。


ところで長谷川×ウィラポン戦と言えば、試合のセコンドにも就いたトミーズ雅の姿が物凄く目立ってましたね。多分、殆どの方はどうして彼があんなポジションに居たのか不思議で仕方ないと思うのですが、これは結構込み入った経緯があるんですよね。
これも今や「知る人ぞ知る」ぐらいの話になってますが、トミーズ雅は、進光ジム所属の元プロボクサーであり、現在のスーパーウェルター級で日本1位、85年には日本タイトルマッチも戦っています。そして、千里馬神戸ジム会長・千里馬啓徳氏(元日本ミドル級王者)とも同時期に活躍し、確か対戦経験もあったのではないかと記憶しています。で、そういう現役時代の縁もあってトミーズ雅は長谷川の無名時代の頃から千里馬ジムの後援会名誉会長になっていたのです。だから昨日今日の付き合いで、素人がしゃしゃり出てるわけじゃないんですよね。スポーツ界で何かあったら訳知り顔で出て来る宮川大助・花子とは質が全く異なるわけです(笑)。
トミーズは個人的に好きな芸人というわけでもないですが、元A級プロボクサーの名誉を守るためにも、ここでキッチリと解説させてもらいました。


さて閑話休題。これで3月の興行ラッシュも一段落し(3/26の市川ふれあいドーム大会は流石に行けませんでした。村おこしにしても会場遠すぎですわ)、次の西日本地区のボクシング興行は4/9のIMP昼夜興行ですね。それ以降も結構興行が続くのですが、とりあえず今年は最低でも新人王予選は全試合観戦するつもりでいます。
で、Sバンタム級以降がまだ未完成のトーナメント展望ですが、記事の編集構成上、Lフライ〜バンタムまでの展望記事を書いた3/17分(http://d.hatena.ne.jp/komagi/20060317)に加筆してゆく形で完成させていこうと思っています。で、まずは4/9開幕のSフェザー、Sライト、ミドル、次に4/16・21開幕のSバンタム、ライト、それから5月開幕のフェザー、ウェルター……という順番で執筆してゆきます。成績の検索とか結構時間喰う作業なんで、どうかご理解を。


ところで、ウォズジム公式サイトによると、04年度Sライト級全日本新人王で元日本8位の磯道鉄平[ウォズ]が5月の京都興行を最後に引退するみたいですね。磯道って言えば10勝(7KO)無敗のパーフェクトレコードで、昨年にはボクシングに集中するため転職までしたという話だったんですが……。まぁ新人王決勝で引退宣言したり、前々から変わった所があった選手でしたけど、ひょっとすると11戦全勝のまま引退する事になるかも知れないんですね。勿体無いなぁ……。