駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部・「拳・下克上vol.7/Senrima Super Fight vol.21」(千里馬神戸・明石ジム共催)概要&雑感

夜の部は千里馬神戸ジムの武本兄弟と明石ジムの戎岡淳一の3選手が登場。それぞれフィリピン人を相手に、タイトルマッチやランキング奪取に向けての前哨・調整戦を戦う。一部対戦相手の質に多少問題はあるが、東日本だったら後楽園ホールでも「かなり力の入った興行」と言われるぐらいのバリューはあるだろう。この他にも1試合8回戦があって、計7試合48R。やはり1回分の試合とラウンド数はこれぐらいが標準ではないだろうか。
そういうわけでマッチメイク面では合格点の興行だったが、残念だったのはパンフレット。パンフがペーパー1枚なのは千里馬神戸のサンボーホール興行ではいつもの事なのだが、対戦カード表にはこれまでの戦績も載っていないし、赤コーナー側・青コーナー側の順序もバラバラ。主催ジムの選手に馴染みがある人ならともかく、観戦歴の浅いファンにとっては不親切に映っただろう。しかし昼の部のパンフレットが良い出来だっただけに、「高砂ジムに夜の部のパンフ編集手伝って貰えば良いのに」と思ってしまった。