駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部・“Waves vol.1”(グリーンツダジム主催)

夜の部は昨夜に続いてGツダジム主催の興行だが、今日は趣をガラっと変えて若手選手同士の試合ばかり10カード。メイン格には新人王戦上位組を中心にした6回戦2試合が設定された。会場には、昨夜激闘を繰り広げた久高寛之らツダ勢やフィリピン選抜軍の姿もあり、第1部と同程度の観衆で埋まった客席は、この規模の興行とは思えない華やかな光景となっていた。
なお、この興行は、会場所在地の大正区を地元とするJBC新加盟の仲里ATSUMIジムが、初めて所属プロ選手をリングに送り出す晴れの“デビュー戦”でもあった。後述するように、この日の出場選手は勝ち星に恵まれなかったが、近い将来このアゼリアを出発点に、やがて後楽園や日本武道館に勇躍進撃する逸材が現れる事を祈りたい。