駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第5試合・Sフライ級4回戦/○平山正剛[大星森垣](1R2分15秒KO)前多淳二[オール]●

この試合は両者デビュー戦。
1R。平山の頭から突っ込んでいく強引な攻め方もあって、いきなりクリンチ気味の乱打戦に。その平山が右フックをクリーンヒットさせて先制し、前多のショートフックでの反撃を浴びるも、今度は左カウンターをクリーンヒットさせて一発ノックダウン。前多は立ったが明らかに効いており10カウントが数えられた。
デビュー戦らしい試合と言えばそれまでだが、今日の内容はスポーツ・格闘技としてのボクシングに入る前に終わってしまったような感じ。クリンチしながらのショート合戦で優勢に戦った平山が、最後はドンピシャのタイミングでカウンターを決めて一応の完勝。
前多は乱されたペースを修正できず、もがき苦しむ間にKOされてしまった。これを糧に一から立て直して巻き返して欲しい。