駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第6試合・Sフライ級契約ウェイト(113ポンド)4回戦/○鈴木優作[アポロ](1R2分59秒TKO)外口博之[オール]●

両者戦績は鈴木2勝(1KO)1敗1分、外口1勝(0KO)2敗2分。鈴木は2連勝の後、ドロー、敗戦と1年以上勝ち星に恵まれていない。外口は5月に待望の初勝利を果たし、これが7ヶ月ぶりの試合。
1R。鈴木が重たい左右フック、アッパーで有効打連発し、早々に外口を効かせてゆく。その外口は鈴木の打ち終わり狙いでワン・ツー、フック連打を見舞うが精度甘くヒットは限定的。ラウンド終盤、鈴木が右ストレートをクリーンヒットさせると、これが外口が時間差で倒れる強烈なノックダウンとなる。外口はフラフラになりながらも立ち上がるが、鈴木はこれを見逃さず猛ラッシュでTKO。勝負タイムはラウンド終了1秒前だった。
鈴木が地力の差を遺憾なく発揮して圧勝。今日は重いパンチがビシビシと決まっていた。9月の惨敗の印象を払拭した内容で、今日のパフォーマンスなら4回戦の中〜上位級。
外口はパワー負けして終始劣勢。以前から見られた攻撃の精度の甘さも響いた形。