駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第6試合・フェザー級4回戦/●ミッキー高山[進光](1R1分40秒KO)奥健太郎[奈良六島]○

両者戦績は高山が未勝利2敗、奥が1勝(0KO)3敗2分。高山は本名の高山剛志から改名。ハラダジム所属のライト級日本ランカーと同姓同名で紛らわしかったのだが、これで懸念も解消された。奥は今年の新人王戦に出場するも、緒戦で優勝候補の真木大作[JM加古川]と当たってしまい、敢え無く敗退している。
1R。奥は今日も頭から突っ込んでアグレッシブに攻めるスタイル。高山は迎撃狙うも圧され気味で手数でも劣勢。奥優勢の時間帯が続く中、高山が腕を脱臼したのか動きが止まり、そこへ奥が一気に猛攻をかけ、ロープ際で押し倒すようなダウン。レフェリーはノーカウントでストップ。高山陣営からもタオルが投入されていたが、レフェリーストップが先で裁定はKO。
奥がアクシデントもあったが、短時間で実力差を見せ付ける内容で完勝。このクラスの相手なら難なく勝てる程度の地力はある。
高山は試合開始直後から相手に呑まれていた。怪我が無くても勝ち目は薄かっただろう。