駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1部第8試合・Sフェザー級4回戦/●谷野陽太[泉北](2R2分30秒KO)木原和正[ウォズ]○

両者戦績は谷野4勝(0KO)2敗2分、木原3勝(2KO)無敗。
1R。谷野はアグレッシブも精度低い攻めで隙が大きい。木原が左で強引攻めて谷野をグラつかせて主導権を奪うと、左スマッシュ中心に連打を打ち込んでクリーンヒットを連発。TKO寸前の状況になるも、ここは谷野がギリギリで凌いだ。
2R。木原は右ストレート、左ジャブで的確にヒットを奪う。ガードが低い所がやや気がかりだが、谷野の攻撃の精度不足にも救われて形勢は大差。最後は右1発でクリーンKO。谷野はカウント8で立ったが10まで数えられた。
木原が高い攻撃力を発揮して圧勝。バレロ風の左スマッシュ、鋭い右ストレート、そして細かいリードジャブ。メリハリとバリエーションに富んだ攻撃は6回戦上位レベル。ディフェンスの甘さを突かれた時にどうなるかだが、これは決勝が楽しみ。
谷野は精度の低い攻撃がモロに響いた形。残念ながら現時点で今日の相手とはミスマッチだった。