駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行全体の総括

西日本勢は5勝3敗(引分敗者扱い含)。敗退した名越、渡場、岩尾の3人も、後楽園でも恥ずかしくない試合が期待出来る地力を持つだけに残念と言う他はない。特に返す返すも悔やまれるのは岩尾の不可解と言って良い凡戦である。
内容的には、三賞表彰から一目瞭然、中日本勢の好パフォーマンスが光った一日だった。西日本勢は西部日本勢の捨て身の奮闘に圧される場面も見受けられ、勝った試合でも予想以上の苦戦を強いられた選手が多かった。しかし、アウェイで難しい試合を乗り越えた経験は、後楽園での大一番で活きてくるに違いない。
ちなみにこの日は観戦記未収録のセミ、メインの2試合を足して全14試合、5時間半の超長丁場。これで去年までの6回戦制だったらと考えるとゾッとする。