駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1部第5試合・Sフェザー級4回戦/●南勝太[高砂](1R2分49秒KO)福岡孝太[明石]○

南は3勝(0KO)1敗。デビュー以来比較的楽な相手に3連勝をして来たが、今年8月に手痛い初黒星。対する福岡はこの日がデビュー戦。
1R。南は今日もアグレッシブに攻めるが、パンチ精度とガードの甘さは修正出来ていなかった。命中率の低い連打を福岡に捌かれ、逆に左フックをクリーンヒットされて敢え無くダウン。再開後も福岡はカウンターで攻め立ててレフェリーストップを呼び込んだ。
福岡が3勝選手相手に上々のデビュー戦勝利。実力の程はまだ未知数も、プロ緒戦とは思えぬ落ち着きも含め、平凡な4回戦ボーイでは出せない力を出していた。
南はいかにも彼らしい攻めっぷりと負けっぷりという試合。根本的に欠点の解消をしなければ今後も勝ったり負けたりを繰り返しそう。この屈辱をバネにして地力向上に努めてほしい。