駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第4試合・Sウェルター級4回戦/○津田修吾[塚原京都](2R1分33秒TKO)下野喜道[ホワイトフォックス]●

両者戦績は津田4勝(3KO)5敗、アマチュアで5戦4勝のキャリアがあるサウスポーの下野は、これがプロデビュー戦。津田は昨年5月に4勝目を挙げてB級昇格を果たしたが、今回は敢えて4回戦に留まっての試合。
1R。ロングレンジでの探りあいから断続的な打撃戦へ。下野のストレートもヒットするが、津田の強引なフック、ストレートがより重く深く突き刺さる。下野はクリンチに逃げる場面も。
2R。このラウンドも同様の展開だが、打ち合いで下野が優位に立つ場面も。しかし津田はロープ際で右ショート一閃、クリーンノックダウン。下野は立つもフラついており、レフェリーストップとなった。
津田がハンドスピード不足も祟って手こずったが、最後はキャリアの差を見せ付けるようなKO。地力的には現状維持で、6回戦で通用するかは微妙なところ。
下野はいかにも中量級の新人というラフな試合振り。相手次第で勝ち負けは出来そうだが……