駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部概要及び雑感

千里馬神戸勢が中心の第二部は、メインで世界再挑戦を狙う武本在樹[千里馬神戸]が、こちらもタイ人ながらプロキャリア僅かに1敗という世界ランカー・セーンヒラン・シンワンチャーが相手となるチャレンジマッチに臨む。過去2度の世界ランキングマッチでは苦しみながらもランク奪取を達成している武本だけに、今回は「挑戦」というより世界へ向けての「再起」という感覚だろう。格上相手ながらも勝利がノルマという難しい試合にどう立ち向かうか。
セミ格の8回戦3試合は、こちらもタイトル戦線復帰を目論む玉越強平、日本ランカーとしての風格が備わって来た武本康樹、フィリピン出身の輸入選手ジェロップ・メルカドの3人が登場。いずれも相手はキャリア的には格下で、記録上のそれではない客席を沸かせる明確な勝利が求められる。