駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行の概要及び雑感

昨年は秋興行が未開催に終わったウォズジム主催の京都興行だが、今回漸く再開の運びとなった。昨年5月以来10ヶ月ぶりの開催という事になる。
今回は6回戦ボーイの試合が多数組まれた関係上、全8試合の総ラウンド数は50RとJBCルールの上限いっぱいに膨れ上がった。オール日本人で判定決着の多い長丁場も想定される中、日曜の15時開始という時間設定は実に有り難い。
主催興行と共に復活が望まれるも現在ではセミリタイヤ状態という吉澤佑規に替わり、今回もメインを務めるのは東洋ランカー・大崎丈二。今回の相手は昨年の京都興行にも出場した二見広信[北陸イシマル]。悲願のタイトル挑戦へ向けての足掛かりを作りたいところ。
セミでは不戦勝ながら昨年度の全日本新人王と日本ランキングを獲得した木原和正が今期緒戦を迎える。初の8回戦、相手強化でランキング初防衛戦と“初”づくめのプレッシャーがかかる難しい試合だが、上を目指すには当然クリアせねばならない舞台である。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので、(特に8回戦以上のスコアは)参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。