駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行全体の総括

前半戦は散漫な内容の試合もチラホラと見受けられ、会場の空気が暖まるまでに随分と時間がかかったが、第6試合のノックアウトを皮切りに試合内容がググッと良くなって、最終的には「熱戦続きの好内容」という印象の興行にまとまった。ただし、KO勝利の島田を除く6回戦選手には現状打破へ向けての奮起を促したい。
特筆したい選手は、まず前述の島田。昨年10月の試合から試合内容に実が入って来ており、6回戦では上位級の選手に急成長している。そしてセミでフルマーク勝利を収めた木原も、ランカーに相応しい見事な試合振りで客席を唸らせた。次の試合が早く見たい2人である。