駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第5試合・ミドル級4回戦/●水山奉和[進光](1R1分36秒KO)庄司卓司[大星森垣]○

両者戦績は水山1勝(0KO)無敗、庄司3勝(3KO)3敗。
1R。ガードの甘い両者、いきなり有効打を交換する激しい展開。しかし庄司が左ストレートでダウンを奪い、先制。再開後、距離が掴めず空転が目立つ水山に大して庄司がタイミング良くワン・ツーを浴びせると、松田主審はすかさずストップ。3月の神戸興行では危険なレフェリングが目に付いた松田主審だが、今日の止めに入るタイミングは妥当だった。
庄司が96秒でTKO発進。むしろ歯応えの無い内容のまま勝ち上がる事が心配になるぐらい。西軍他地区のエントリーが無く、あと1勝で後楽園進出が決定するが、ガードの拙さ等まだまだ不安が先立つ現状である。
水山は守備、攻撃精度、身のこなし全般とまだまだぎこちなさが残り、敢え無く瞬殺された。ポテンシャルはともかくとして現状のキャリアが違い過ぎた。