駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行の概要&雑感

年3回のペースで開催されている風間ジムの定例興行が、今回も常打ち会場の阿倍野区民センターで開催された。全9試合・計50Rは昼1回興行とはいえ、なかなかのボリュームである。前回興行からグリーンツダ所属の闘将青木誠を看板選手に据えているが、今回も彼がメインイベンターを務める。相手はキャリア16年の大ベテラン・古橋秀之[JM加古川]。熟練の技を持ち前のパワーで叩き壊そうとする青木のファイトが注目の一戦である。
また、セミには06年度新人王戦フェザー級西軍代表・山本敏充[江坂]と松村勝[ウォズ]の一戦。共に8回戦での勝利から随分遠ざかっているだけに、ここで明確な結果が欲しいところ。この他前座では、04年度の新人王戦線を賑わせた天堂雅之[尼崎]と奥西章平[大星森垣]が、共に約3年のブランクを経て再起戦に臨むカードが注目だ。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。