第２部第１試合・フライ級４回戦／●廣瀬文彦[アポロ]（２Ｒ２分00秒ＴＫＯ）長田瞬志[陽光アダチ]○

両者戦績は廣瀬１勝(0KO)１敗、長田３勝(1KO)５敗２分。廣瀬は昨年12月にデビュー戦を飾るも、今年５月の２戦目に敗れた。長田はここ２試合連勝中で、Ｂ級の資格もあるが、４勝目を目指して４回戦に出場。
１Ｒ。長田が出入りとボディワーク激しい動きで、手数絶やさず攻めて主導権。自分のリズムで戦えている分だけ、前回までよりも命中率も良い。廣瀬は後手に回って全く良い所無し。攻撃精度の低さばかりが目立つ。
２Ｒ。長田がこのラウンドもアグレッシブに出て先手必勝の作戦。ここも手数を出しっぱなしで圧倒。膨大な手数の中の何発かがクリーンヒットして勝勢へ。廣瀬も抵抗したが、力尽きてＴＫＯ。
長田が先手必勝で攻めまくって完全試合。精度不足は相変わらずだが、１勝クラスの選手を格下扱い出来るところまで成長した。６回戦は現状でも厳しそうだが、チャレンジする値打ちはあるはず。
廣瀬は持ち前のアグレッシブさを封じられて良い所無し。手数は出たが空回りするばかりで惨敗の体。