第2部総括
第5試合まではオールKOで、これは昼の部の再現か? と思いきや、後半に入った途端に凡戦と実績上位者の不調が続いてまさに竜頭蛇尾の興行になってしまった。特に6回戦で敗れた3人、4回戦ボーイよりもお粗末な内容で惨敗した早野、かつて一度は楽に退けた相手にリベンジを許した岩尾、そしてランカー挑戦を予定していたにも関わらず、格下に差のある敗戦を喫した片山には猛省を促したい。
数少ない好材料は、メインで6回戦ボーイの立場でA級選手に快勝した松田、そして秒殺KOで漸く復調のきっかけを掴んだ元西日本新人王トーナメント準Vの柳井。松田は深刻なスタミナ不足という課題が残っているが、センスはすぐにA級でも通用するものを持っているだけに、今後も期待したい。