駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1部第5試合・Sライト級4回戦/○大森健太[尼崎亀谷](1R2分54秒TKO)宇井敏晃[大阪帝拳]●

両者戦績は大森1勝(1KO)2敗、宇井1勝(0KO)4敗。両者とも5月にプロ初勝利を挙げている。
1R。宇井は前回の右強打頼みのファイトから一変、左を起点としたスムーズなコンビネーションでヒットを量産して主導権。だが大森は要所でフックを急所にクリーンヒットさせて宇井をグラつかせ、ダウン寸前の場面を作る。終了ゴング前、左フックをアゴに浴びせてノックダウン、即ストップでTKO。
大森は相手のコンビネーションを続けざまに浴びてピンチに陥るが、要所で放った強打がことごとくクリーンヒットし、大逆転のKO勝利で2連勝を飾った。
宇井は攻撃面が一変。パンチ力に物足りなさはあるが、長足の進歩を遂げている。しかし今日は守備難と打たれ脆さが顔を出し、逆転負けを喫した。