駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行全体の総括

結果だけで言えば、ビッグマッチは地元勢3連勝のハッピーエンド。しかしながら、輝かしい成績に試合内容がついて来なかった嫌いもあり、勝った3選手を手放しで褒めるわけにもいかない。
特にジャッジに救われた形の石田は課題山積。この勝利を受け、次戦でいよいよ世界挑戦となる公算が高いが、今日の試合振りを見る限りでは木村登勇の二の舞になりかねない。残された短い時間で技術とスピードに磨きをかけて欲しい。
また、試合直前のアクシデントの影響もあって前回1月の試合とは悪い意味で一変してしまった高山も、出来るだけ早く態勢を立て直し、世界戦線に復帰するための“追試”を受ける必要があるだろう。