駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

興行全体の総括

西日本勢は6勝5敗と、地元開催にしては厳しい成績。いきなり大将格の高梨を失い、他にも際どい試合を落とすなど、ここに来て今年の西日本勢の層の薄さが成績に現れる形となってしまった。
しかし西軍全体を俯瞰すると、各地区の“穴”を他地区の強豪がそれぞれ埋めていく形で、一応は隙の少ない布陣が出来上がった。特にパンチ力が魅力の森川、浦、小林、スピード豊かな吉野といった辺りが主力になってくれるだろう。昨年の雪辱を果たすべく、後楽園では1勝でも多く挙げられるよう切に願う。