駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2試合・Sフライ級4回戦/○青木一平[六島](1R1分34秒KO)内藤昭[大鵬]●

両者戦績は青木1勝(1KO)無敗、内藤2勝(1KO)3敗。青木は8月にデビュー戦をKO勝ち。内藤は西日本新人王戦を準決勝で敗退後、9月の再起戦でも敗れて通算成績も負け越しに。
1R。内藤が足使って主導権を窺うが、青木は果敢に踏み込んでフック中心の強い連打。内藤もボディストレートなどで対抗するがパンチが軽く、青木の左フックでダウン。再開後間もなく、青木の連打でアッサリ2ノックダウンの自動的KO。
青木がハンドスピードとキレ味鋭い連打で自動的KOの快勝。好戦的過ぎるスタイル故に守備面に不安が除くが、この決定力は出色。今後注目の素材だ。
内藤は足を使ってペースを握ろうとしたが、持ち味のディフェンスと回転利いた連打を披露する前に急襲されて轟沈。スランプか純粋な力負けか判断し難い面もあるが、この3連敗は痛い。