Ｓフェザー級の清水、ウェルター級の竹中と、有力候補の一角が競り負ける小波乱は有ったが、概ね地力上位の選手が順当に勝ち上がった。中でもライト級の鈴木は豪快なノックダウン３回で、有力候補の松原に圧勝。一躍、西日本を飛び越えて西軍代表争いの大本命に躍り出た。
オープン戦４試合では西口兄弟のスピーディなファイトも目を引いたが、試合序盤の受傷のハンデを超えて試合後半に作戦変更で粘りに粘った森分のセンスを筆頭に据えたい。所属の中外ジムが事実上の閉鎖となり今後の活動も困難を極める中、どうにか選手生命を繋いであげたいものだが。
