駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第3試合・Sミドル級(73kg)契約ウェイト6回戦/○氏家福太郎(3R2分27秒KO)青野匡煕●

契約ウェイトとはいえ、日本では珍しいスーパーミドル級の一戦。氏家は5勝(1KO)4敗、青野は4勝(2KO)4敗1分の戦績。
1R。いかにもこの階級の6回戦、というようなパワー先行の攻防戦。クリンチが多く膠着気味だが、氏家の大振り左フックが2発クリーンヒットして優勢。青野もワン・ツー中心に攻めてはいた。
2R。クリンチの多さは相変わらず。氏家がこのラウンドもカウンター気味にワン・ツーやフックを浴びせて優勢。青野も反撃したが、相撃ちの形が多く、ヒット数で先行出来ない。
3R。序盤、またしても膠着気味の展開に陥ろうとしたところで、氏家が強引に右フックを青野のテンプルに2発ブチ込んでダウンを奪う。青野、カウント9で立ち上がって粘りを見せるが、2分を過ぎたところで氏家の右ストレートを顔面に喰らって豪快に倒された。
氏家はこれで6勝目。今日のところは力技で強引に攻めていったら見事にハマった…といった感じか。