駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第8試合・ウェルター級4回戦/○好川大智(1R0分15秒TKO)巻野基浩●

両者の戦績は、好川1勝1敗、巻野1敗。好川は昨年末に、先の試合で勝利した細川貴之に判定負けを喫している。巻野は01年にプロテスト合格ながら、04年デビューという変わり種。その緒戦では、この日の第1部で勝利した津田修吾に初白星を献上している。
1R。巻野が大きくワン・ツーを放つもガード甘く、好川が3連打を放つと、それがことごとくクリーンヒット。これに巻野が効いたそぶりを見せると、レフェリーが即座に割って入ってTKO。アマチュア並の超高速レフェリーストップに敗れた巻野も唖然。駒木も唖然。
好川が文字通りの秒殺で2回戦進出だが、実力の程は全く分からず終い。反撃のチャンスを窺う間もなく、レフェリーに黒星を押し付けられた格好の巻野だが、まずは今回の敗因となった緩いガードを修正してから初勝利を目指してもらいたい。