駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第8試合・Sフライ級4回戦/●平野篤(1R2分59秒KO)佐々木巧○

この試合は、デビュー以来のキャリアの長い“ベテラン4回戦”同士の試合。平野は3勝5敗でこれが1年振りの試合。なんと98年デビューの佐々木は3勝(1KO)3敗1分。両者とも、この試合にB級昇格がかかっている。
1R。両者気合が入り過ぎか、試合開始直後から互いが互いを挑発しながらエキサイトする粗い試合に。まず中盤、平野はスリップ気味に1回目のダウン。これで優位に立った佐々木、時折顔面に被弾する場面もあったが、連打、連打で主導権を離さない。ラウンド終了直前にフックを平野の顔面にクリーンヒットさせると、平野はバッタリと昏倒。豪快なKO決着となった。