駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第6試合・OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦12回戦/○小松則幸[エディ](判定2−1)フェデリコ・カツバイ[比国]●

公式判定は、キム(韓国・主審)115-112小松、デービス(比国)114-112カツバイ、上中(日本)115-111小松の2−1。ただし3、7ラウンドに、カツバイはそれぞれオープンブローで減点1(計2点減点)。駒木の採点では114-112カツバイ優勢。
3Rにダウン級のクリーンヒットを奪ったものの、後半に失速した小松の劣勢は明らかで、小松に3〜4点差をつけた2者のジャッジは地元判定の疑いが濃い。また、主審キムのレフェリングは、原田レフェリーの生霊が乗り移ったのかと思えるほどの“敵地選手限定減点マシーン”ぶり。おおよそ「中立国」の名に相応しくない醜悪な軍配捌きであった事を付記しておく。ここはタイのどこのスタジアムか、というような地元贔屓の試合運営で、久しぶりに酷いOPBF戦を見せられたという印象だった。