駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2005-11-22から1日間の記事一覧

興行全体の総括

前座では、相変わらず諸一宇の着実な進歩が出色。これで決定力さえ見につけば来年度西日本新人王の優勝候補だろう。 タイトルマッチ3つは、名城×松浦戦は及第点の内容も、あとの2つが……。勝ち負け云々より、日本人2人の試合内容がお粗末過ぎる。試合のハ…

第7試合・日本Sフライ級タイトルマッチ10回戦/○《王者》名城信男[六島](判定3−0)プロスパー松浦[国際]《挑戦者・同級WBA世界2位》

公式判定は、宮崎(西日本)97-93、大黒(西日本)96-94、浦谷(東日本)97-94の3−0で名城。駒木の採点は99-91名城。 公式の採点結果は意外な少差だが、試合を通じて名城が採点材料の4要素で大きく差を付けての完勝。現状で世界獲得は未知数も、“無敵の日…

第6試合・OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦12回戦/○小松則幸[エディ](判定2−1)フェデリコ・カツバイ[比国]●

公式判定は、キム(韓国・主審)115-112小松、デービス(比国)114-112カツバイ、上中(日本)115-111小松の2−1。ただし3、7ラウンドに、カツバイはそれぞれオープンブローで減点1(計2点減点)。駒木の採点では114-112カツバイ優勢。 3Rにダウン級…

第5試合・OPBF東洋太平洋ミドル級王座統一戦12回戦/○《王者》サキオ・ビカ[豪州](5R2分22秒KO)荒木慶大[泉北]《暫定王者》●

昨年の王座決定戦と比較すると、荒木はディフェンス面では進歩があったものの、オフェンス面では相変わらずリードジャブも当てられないまま。対するビカは根本的に技術よりパワーで攻めるタイプであり、こうなると試合は、噛みあわない不発弾の応酬の中で徐…

第4試合・Lフライ級4回戦/●山田卓哉[エディ](判定1−2)諸一宇[尼崎]○

公式判定は39-37、39-37(以上、諸支持)、39-37(山田支持)の2−1で諸。駒木の採点は39-37諸優勢。

第3試合・Sバンタム級4回戦/△奥健太郎[奈良六島](判定0−1)南佳大[ハラダ]△

公式判定は39-37(南支持)、38-38、38-38の1−0ドロー。駒木の採点は38-38イーブン。

第2試合・Sフライ級4回戦/○川口裕[エディ](判定3−0)橋口竣[正拳]●

公式判定は3者とも39-37で川口支持。駒木の採点は40-36川口優勢

第1試合・フライ級4回戦/△呑田将樹[大阪帝拳](判定1−1)大塚亘[尼崎]△

公式判定は39-37(呑田支持)、39-37(大塚支持)、38-38の三者三様。駒木の採点は39-37大塚。

ドラマチックボクシング特別試合「CROSS」

昨年の10/18(http://d.hatena.ne.jp/komagi/20041018)以来となる、大阪府立第1競技場でのボクシング興行。よみうりテレビのバックアップで資金にも恵まれたのか、プロレス・格闘技ビッグマッチ並の豪華な入場ゲート&花道がセッティングされるなど、世界…