駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

グリーンツダVSギャラクシー(Gツダジム主催興行)

先日にはプロレスの興行も行われ、IMPホールに続く“ポスト府立第2”の中規模会場になりつつある、大阪中央公会堂でのグリーン・ツダジム主催興行。しかし、この会場そんなに重宝されるほど良い会場だろうか? 超縦長だし2階席は観難いしで、個人的にはあんまり良い印象は抱いていないのだけれど。
さて、この日は全6試合のうち第2試合以降の5試合が、Gツダジム所属選手と、あのタイの英雄カオサイ・ギャラクシーのギャラクシージム所属選手による対抗戦という企画モノ興行だった。とはいえ、いざ集まって来たタイ人選手は、本業がムエタイというパートタイム・ボクサーだったり、トランクスのロゴが何故かウインディジムであったりと、JAROに問い合わせの電話をしたくなるような無名選手ばかりがズラリズラリ。
まぁ要するにGツダジムのA級選手とタイ人ノーランカーとの調整戦を集中開催した興行だったわけだが、これで入場料金が指定10000円・自由立見5000円というのは詐欺というか搾取というか。駒木は奈須と久高の拝観料と思って5000円収めさせてもらったが、選手のモチベーションも上がらないのか試合内容も総じて低調で、流石に阿呆らしくなって来た。ジムの事情と選手の身内を喜ばせる事だけを考えているのなら、さっさとプロモーション会社の看板を畳んだ方が良い。こんな興行打つぐらいなら、近所の駐車場で入場無料のスパーリング大会でも開いた方がよっぽどマシである。