駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2006-03-22から1日間の記事一覧

興行全体の総括

先述の通りマッチメイクが余りにも酷すぎて呆れ返るばかりで、第3試合ぐらいまでは「金返せ」どころか「金よこせ」と言いたくなる凡戦が続く惨状に。対戦相手の戦意が上がったセミ前から漸く少しは持ち直すも、今度は肝心の日本人選手の戦い振りが低調にな…

第6試合・Sフライ級10回戦/○久高寛之[Gツダ](3R3分09秒KO)ユーシ・ウアサンパン[タイ国]●

メインは04年フライ級全日本新人王にして、昨年に世界ランカーに伸し上がった久高が勇躍登場。 久高は11勝(3KO)3敗1分の成績。昨年は、4/4に竹村貴宏[明石]に僅差判定勝ち、10月に清水智信[金子]に判定負け、そして12/3にバート・バタワンを2RTKOに降…

第5試合・Sフライ級8回戦/○奈須勇樹[Gツダ](2R2分32秒TKO)チャーンリット・オースワナシン[タイ国]●

セミファイナルは05年度フライ級の全日本新人王・奈須勇樹のA級緒戦。 奈須は戦績9勝(7KO)無敗の戦績で、新人王と併せて獲得した日本フライ級10位のランキングを未だにキープしている。キラーショットの右ストレートがどこまで通用するのか興味は尽きない…

第4試合・バンタム級8回戦/○村井勇希[Gツダ](判定3−0)ソーントーン・シットゴーソン[タイ国]●

村井は10勝(3KO)7敗4分の戦績。かつては日本Sフライ級6位にランクされ、地元判定ながら世界ランカー相手にドローに持ち込むなどしていたが、05年は3/6に福山登[大阪帝拳]に敗れてランキングを失うと、それ以後も東京遠征で2連敗して散々な年に。年を改…

第3試合・Sバンタム級8回戦/○小阿洋一[Gツダ](判定3−0)ルートサヤーム・シッスーイ[タイ国]●

小阿は04年度バンタム級西日本新人王。地区対抗戦以降を骨折でキャンセルし、昨年12/15に1年3ヶ月ぶりの復帰を果たしたばかり(千木良恒平[角海老宝石]に2RTKO勝ち)。戦績は10勝(1KO)1敗で、唯一の敗戦は03年度の西日本新人王Sフライ級決勝で、昨日熟山…

第2試合・ライト級4回戦/○岩下幸右[Gツダ](判定3−0)デーンネバー・ビッグショットキャンプ[タイ国]●

第2試合からは、グリーンツダ所属選手とタイ人選手の対戦が続く。まずは珍しい4回戦の日本×タイ戦。 岩下は3勝(2KO)3敗1分の戦績。昨年は5/15に新人王予選で日高慎一[尼崎]に敗れ、11/3に金谷将三[千里馬神戸]とも不本意なドローとなるが、12/9には西日…

第1試合・Sライト級4回戦/○大橋孝史[SFマキ](2R1分47秒KO)林佑樹[タイガ]●

オープニングマッチは両者この日がデビュー戦という試合。大橋は、04年度ミドル級西日本新人王・大橋寛志[京都拳闘会]の実兄ということだ。兄弟が別のジムで、しかも兄の方が数年遅れでデビューするというのも珍しい。 1R。ジャブで距離を探り合う静かな立…

グリーンツダVSギャラクシー(Gツダジム主催興行)

先日にはプロレスの興行も行われ、IMPホールに続く“ポスト府立第2”の中規模会場になりつつある、大阪中央公会堂でのグリーン・ツダジム主催興行。しかし、この会場そんなに重宝されるほど良い会場だろうか? 超縦長だし2階席は観難いしで、個人的にはあんま…