駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第6試合・Sバンタム級4回戦/△谷弘樹[姫路木下](判定1−0・谷勝者扱い)菊地永太[泉北]▲

バンタム級の2回戦。谷は1回戦シード。昨年10月末のデビュー戦に勝って1勝(1KO)無敗。菊地は1回戦、森田将史[京都拳闘会]を破って戦績を3勝(1KO)無敗としている。
公式判定は宮崎39-37(谷支持)、藤田38-38、半田38-38の1−0ドローで、優勢点の投票で上回った谷が勝者扱い。駒木の採点は「西」39-37「東」40-38で菊地優勢。
両者4回戦中〜上位級の実力で、噛み合えば好試合となる雰囲気はあるのだが、共に攻撃力より守備力が勝るタイプで、結果、互いに互いのやや精度の甘いパンチを捌き合う、終始不発気味の冴えない内容に。
そんな中、菊地は4Rにストレート、フック連打で明確な優勢を築いたが、それまでのラウンドでは谷が手数攻めでジャッジにアピールしており、これが際どい判定結果に繋がったようだ。今年の微妙なレベルなら西日本制覇も可能性があるが、後楽園まで辿り着けるかは西軍他地区のレベル次第となりそう。